駅を撮り、駅を想う

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駅とキロポストをひたすら訪問記しています

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行くぜ、バス停。(バス停の写真を取り上げています)

すみ屋さんの「乗ってみました」(乗り物に乗ったら上げるブログです)

グリーン車がついております (グリーン車ネタを中心に色々と)

全ての県境は峠に通ず (県境メインで、峠や一里塚も)


餘部駅

この駅の名物は、何と言ってもアレでしょう。
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駅自体は極めて地味で、山の岩肌に張り付くように延びており、
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1面1線で、分類としては「停留所」というカテゴリーに含まれます。
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駅舎はなく、ホームへ続くスロープがあるだけで、
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「駅前」と呼べるのはこの麓の集落へ続く細い山道だけ…

駅の紹介はここまで(笑)何せ隣(香住寄り)には
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鉄道ファンのみならず、観光地としても有名な余部橋梁(鉄橋)があるものですから…
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1912年に竣工したこの鉄橋は、国鉄末期に発生した列車転落事故を機に運行規制が厳しくなり、JRになってしばらくして2012年に新しいコンクリート橋に付け替えられました。
在来の橋の横に新橋を通したので、観光資源のモニュメントとして活用されています。
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橋脚の一部をエレベーターシャフトの基部にして、「余部鉄橋クリスタルタワー」として一般客を橋の上まで連れて行ってくれます。
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ここからの眺めで、旧橋と新橋の変遷が手に取るようにわかります。
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そして橋の上はプロムナードとして整備され、駅までの数百メートルを遊歩道として開放しており後ろに山陰線、前は日本海の絶景と、かつての鉄道施設がまさに観光地となりました。
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駅入口には旧線のレールが残っており、これも遊歩道として開放されています。

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但馬の寒村だった余部地区を走る山陰線ですが、古びた鉄橋が見事に観光地として生まれ変わり、ついに道の駅を開設するまでに至りました。
鉄道で来るのが本筋なのですが、クルマであっても気軽に立ち寄れる…現代の事情に即した鉄道とクルマの融合を見たような気がします。

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