炭屋さんの「行ってみました」

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安房トンネル

何となく漢字の雰囲気から千葉あたりのバイパスっぽくも感じますが、長野と岐阜を山の中で結ぶトンネルを含めた有料道路です。
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高山市内から40分ほどで平湯温泉の街にたどり着き、ここから安房峠道路が始まります。まっすぐ行けば安房峠を通って松本まで続く国道158号ですが、冬季(11月~翌年5月下旬)は通行止めなので半ば「強制的」に有料道路へ誘導されます。
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料金所は岐阜側だけで、たかだか6キロほどの延長しかない有料道路ですがETCが設けられています(停止型)
料金所を抜けると湯ノ平トンネルを抜けて全長5キロの安房トンネルに突入します。トンネルのほぼ中間点で県境を越え、キツめのカーブを抜けると
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唐突に終点を迎えます。葛折りの国道に無理やり有料道路をつなげた結果、こういう感じになったようです。
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安房トンネル長野側です。平べったいポータルが印象的です。
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こちらが安房峠へ続く国道158号。途中の中の湯温泉までは走れますが、その先安房峠を含む岐阜県側へはやはり冬季通行止め…

高山と松本との交流は古くから存在し、それまでは安房峠がその連絡路として活用されていましたが、県境付近は名だたる豪雪地帯なため冬季は交通が途絶していました。
1997年12月に開通し、通年通行が可能になりましたが、
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中部山脈でも屈指の火山である焼岳付近を通ることもあってか水蒸気爆発が発生し関係者に犠牲者が出るなど、工事は難航し30年以上かかったと言われています。
事故の影響で当初通る予定のルートは変更され、初期ルート上には放棄された橋脚が今も並んでいます。

中部縦貫道に組み込まれている安房峠道路は、難工事の末ではありますが中部地方の交通のスムーズな東西移動に大きく貢献しています。

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