県境も府境も同じなんですけどね…
そんな国道171号の府境は、「天王山の戦い」で有名な天王山にほど近いところにあります。
京都から大阪府方向。
逆光ですいません…淀川の土手道で結構ストレートな道です。大阪府に入ると土手を降りて島本の街へ進みます。
大阪から京都府方向。
こちらは大山崎の街に入る格好になりますが、天王山が見える分緑の多い風景になってます。
古い国道なのであるんじゃないか…と辺りを見回したら…ありました。「府県界標」の文字がしっかり彫られた石碑です。
いつ頃建てられたものかは不明ですが恐らく昭和中期じゃないかと(国道171号の国道指定が1953年なので)
淀川と天王山の間には、国道171号、東海道新幹線、阪急京都線、東海道本線とこれだけと交通機関が集中しておりまさに日本屈指の動脈集中地帯と言えましょう。しかし県境の雰囲気はどこか長閑な、それでいて京と上方を分ける「国境」として存在感が強いように感じました。